栓の木のダイニングテーブルの制作・2

栓のテーブル制作第2回です。
前回、天板の材料を平らにして厚みを揃えるところまで進めましたが、今回は接着して予定寸法にするところまでです。
丸鋸盤(機械)を使って各材を幅決めして、切り口を手押し鉋盤で平滑にし、各材の木目の向きを見て、裏表の最終確認中のところです↓
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そして、裏表が決まったら、鉛筆でマーキングして接着の下準備へ…


今回はビスケットジョイントを使って幅接着しました。なんて言って分かる人は同業者だけなので詳しくご紹介w
ビスケットジョイントというのは、ビスケットのような形の圧縮したブナ材(写真参照)を使用した接着方法で、
P1010492.jpg
ブナの圧縮ビスケット
ビスケットジョインターと言う専用のツールで接着したい面の両方に溝を掘り、
P1010494.jpg
溝加工後の材
ここにビスケットを挟んで接着することで殆どズレることなくしっかり固定できる、幅接着にはうってつけの接着方法です。
また、接着時にビスケットが接着剤を吸って膨らむことでより強く固定される様になっています。
P1010497.jpg
ビスケットを挟むとこんな感じ
と言うことで下準備が出来たところで早速接着…なんですが、ここで問題発生!!
真冬の工場内は氷点下でして、接着剤が乾かないどころか凍ってしまうんですね(^_^;)
そんなわけで急遽暖かい店舗へ材料と道具を運びこんで、展示台の上を片付け材を並べて接着工程をシュミレーション。
*接着はやり直しがきかない上、時間との戦いのため下準備と工程の確認が重要なんです。
そして、おもむろに接着剤を塗り、ビスケットを挟み、大型のクランプでがっちりと締め、流れるように工程をこなし、最後に反りがないかチェックし接着剤がしっかり乾くよう一晩寝かせます…
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接着中
翌朝クランプを取り外し、裏表を再度チェックしたのち、工場へ運搬。
はみ出た接着剤を削りとってある程度平にしたら、丸鋸盤で長さ方向をカット。
P1010507.jpg
丸鋸盤で長さを決めてカット
無事に天板が予定寸法の1500mm×800mmに仕上がりました♪
P1010510.jpg
他の仕事(制作やウェブ)と並行しての作業で、中々進みませんが予定通りテーブルの天板が形になってきました(^_^)v
ここから天板の表面を整え、角面の加工へ進みます…

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