超特上栃杢の特大広蓋(直径三尺)

当店は国にも指定されている伝統工芸の南木曽ろくろの産地にあり、もちろん取扱店なんですが、、父も私も親子揃って変わり者であんまり『南木曽ろくろ』らしいものを最近は作っていなかったりします。
ということで、たまには地元『南木曽ろくろ』らしい逸品をご紹介。
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栃杢の広蓋三尺・野原保 作 *画像をクリックすると拡大画像が見られます。
上の写真ではあまり大きさにピンと来ないのですが直径三尺(直径90cm)の大物。おまけに一切キズがなく、ビッシリと杢の入った栃の一枚板によるもの。
さらにアングルを変え部分的にアップにすると↓


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あまりにも見事過ぎて惚れ惚れするような栃の杢がびっちりと…自然のもつ素晴らしい造形ですね♪
また『南木曽ろくろ』はその制作方法から、わりと大物向きの技法のため、昔からこね鉢やこういった広蓋を得意としてはいますが、これだけ大きな板を己の腕一つで平らに削り上げ、仕上げた祖父の腕に脱帽です…
ということで昔々、丁度同じくらいの大きさの広蓋を製作中の祖父と共に工場で撮った写真です↓
62.jpg
工場にて祖父と
大体同じ大きさの広蓋のはずですので、その大きさがよくわかるかと思います。
実は先日の葬儀の際、しまっていたものを引っ張り出して飾っていたのですが、やはり大きすぎて置き場がないということでしまうことになり、その前に撮っておくことにしたんですよ。
なお今回紹介した栃杢の広蓋は非売品(万が一販売する場合でも当店で最も高額の商品となります)となっております。

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コメント

  1. 歯車屋 より:

    これは見事ですね。お爺様の職人としての腕の確かさが判ります。
    びっしり杢の入った材をここまで加工できるとはお見事です。
    ・・・私なんて小さな軸物を引くだけでも逆目でケバケバしたり、
    もう大変なのに(>_<)
    しかし、お写真を拝見するとお爺様とオヤジさんはそっくりですね(^-^)

  2. kazu より:

    杢の入った材は木目が不規則に波打ってるから素直な材より厄介だったりするんですよね~。
    どうもうちは男親に似る傾向みたいですw