太田庵 つるつる亭

先日、古巣でもある高山に蕎麦を食べに行ってきました。そのお店の名は「太田庵 つるつる亭」
長野県なんだからおいしいそば屋さんいくらでもあるんじゃないの?なんて言われそうですが、このつるつる亭はそういった、ただ『おいしい』とはそもそもの次元が違うお店なんです。
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店内は板の間でテーブルが四つほどのこじんまりした佇まい。60年以上前の真空管ラジオが現役で今も流れていて、いつものように女将さんと大将が笑顔でお出迎え…
*以前はご夫婦二人で切り盛りしていたんですが去年から息子さんも手伝うようになったそうです。
席に着くとまずは食前水。
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と、ここで初めて訪れた方は水の美味しさに驚かれます。
それもそのはずで、岐阜と富山の県境まで2時間かけて汲んできた湧き水なんです。ちなみにこの水は料理すべてに使っていて水道水は使っていないとのこと。
*あんまり美味しいんで私は何杯も飲んでしまいますw
食前水でこのこだわりよう…そして出される蕎麦はこちら↓
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おろしそばと百合根の天ぷら
一見すると普通のおろしそばのようにですが、蕎麦の実は一つ一つを選別し、大将みずから目立てた石臼で挽くそば粉、山野草は毎朝四時間かけて山から採ってきてその日に使い切り、山で採れるものは最大限活用、その他の食材や調味料、油にいたるまで考えられる全てにこだわり、手を加えているんです。
それは本当の意味で体が美味しいと本能で感じることの出来る本物の料理であり、化学調味料(食品添加物)に慣れきっている現代人にとって、まさに解毒剤のような食事なんです。
普通の蕎麦屋さんより値ははりますが(2000円~)そのこだわりと手間を考えれば納得の価格であり、それに見合う価値があると私は思います。
また、蕎麦の他にうどんもあるのですが、こちらもなみなみならぬこだわりによって作られており、今まで食べたことのないうどんが食べられる事請け合いです。
もし高山を訪れることがあったらぜひ行ってみて下さい。
ちなみに、サライ等の雑誌やテレビにも時々取り上げられており、AKB48のプロデューサーであり食通として有名な秋元康氏に三つ指ついて参りましたと言わしめ、皇太子妃の小和田雅子さんの御家族が毎年来店するお店だったりする、知る人ぞ知る銘店だったりします。

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