ミネバリの櫛

日常

昨年の夏に一緒に川遊びに行った友人(木曽・薮原のお六櫛職人)からの出産祝いにもらった、ミニサイズの赤ちゃん用?お六櫛。
産まれたばかりの頃は、とかすほど髪がなかったんですが、半年過ぎて少し伸びてきたので、最近は風呂あがり等に使うようになってきたので紹介♪
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手の平サイズのみねばりの櫛


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箱等
『伝統工芸・高級手づくりぐし』と仰々しく書かれた箱の中に、かわいい袋に入れられていました。
ちなみに名前は電熱ペン(バーニングペン)で友人がいれてくれました。
素材の正式名称はオノオレカンバ(斧が折れるほど硬いカバの木)ですが、木曽地域では、峰に張り出すように映えることからミネバリと呼ばれている、非常に強靭な木材です。
なお、本来のお六櫛は10cmの幅に鋸を100回通す非常に細かい櫛なんですが、それを可能にしているのはやはり、ミネバリの強靭さがあってこそなんです。
当店の木のペンにもミネバリはあり、お客さんにどの木が硬いの?と聞かれた際によく、国産材ならミネバリが一番ですよとよく答えています。
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使用風景
櫛の感触が気持ちいいみたいで、娘は嫌がることなく髪をとかさせてくれてます。
ただ、やはり後頭部のちりちりな髪は絡まってしまっていることもあって、櫛を通すのにちょっと苦戦します(^_^;)
まだまだ使い始めたばかりなのですが、何年も使っていくうちに、髪の油を吸っていい感じの風合いになるはず♪
制作したのは高校の同級生でお六櫛職人さん。
櫛を販売するために色々なイベントで全国を飛び回っているので、ひょっとしたらクラフト系のイベントなんかで見かけたことがある方もいるかもしれません♪
また、ウェブサイトもやってるみたいなので、興味がありましたらアクセスしてみてください。
工房ふるかわや

コメント

  1. ミネバリペンを注文した者です より:

     初めまして。先日、ミネバリのペンを注文した者です。
     私事ですが、工芸の学校へ通うこととなり、「絶対職人になる」と折れない決意としてミネバリを選びました。
     木目がとても細かく、今まで見たどの木よりもずっしりしたペンですね。名入れも丁寧に入れていただきありがとうございます。
    PS
    なぎそねこ、買いそびれてしまいました。来シーズンには浜千鳥などかわいい系も追加されたら嬉しいです。

  2. kazu より:

    ミネバリペンの方
    木のペンをご注文ありがとうございました。
    工芸の学校へ通われるとのこと、ミネバリのように折れない精神でペンと共に頑張っていただけたら幸いです。
    なぎそねこ、まだ先になりますが、浜千鳥のようにかわいい系もあれば制作候補に入れておきます。

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