インド産の超希少木

日常木の紹介

インド原産の木材といえば、インドローズが知名度が高く銘木として有名ですが、それ以外に、超希少なため高額で取引されている樹種があります。
ということで、そんな超希少な樹種を二種類ご紹介…
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超希少材二種


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紅木(コウキ)
1つ目は深い赤色が特徴の『紅木』。
日本では古くから最高級三味線の棹に使われている、硬く重厚なインド産の超高級希少木材。
深い赤色が特徴で、時間の経過とともに含有する鉄分によって黒く変化していきます。
自生している資源が乏しく減少しており、更に近年では中国やベトナムでの高級家具用材としての需要の高まりによって価格が異常に高騰し、日本向けの輸出がほとんど止まってしまっている材です。
ワシントン条約附属書Ⅱ類に認定され、輸出入が規制されており、インド本国でも独自に規制されているため入手が最も困難な材の1つです。
なお、紅木シタンと呼ばれることもありますが、シタンとは別種で、カリンに近い種類の木になります。

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白檀(ビャクダン)
2つ目は独特の甘い香りが特徴の『白檀』、サンダルウッドとも呼ばれます。
香木として紀元前の時代から珍重されてきた、インド産の有名な超希少木材。
香りの良いものは粉末やチップがグラム単位で売り買いされ、香木としてあまりに有名なため、偽物が多数出回っている材でもあります。
白檀は常温でも独特の甘い香りが立つため、仏教儀式の道具等にも使われ、今回製作したペンもそういった彫刻用の材にて制作しました。
他の植物に寄生することで生育するため栽培が非常に難しく、年々埋蔵量が減少し、伐採規制、輸出規制がされている、入手が非常に困難な材の一つです。
なお、こちらの白檀のペンは香りの妨げにならないよう、無塗装となっており、加工時の粉末(おがくず)もお付けいたします。
ということで、こちらの2つの樹種、価格的にはかなり高額な部類になりますが、どちらも7月10日20時からの変わり杢の販売時に少しですが並びますのでご興味のある方はぜひ♪

*現在特注制作は受け付けておりません。

コメント

  1. k より:

    kazuさん
    いよいよ明日ですね。
    楽しみだぁ〜
    秘蔵のお品、白檀!!
    出してきましたね^_^
    しかも、紅木も!
    白檀におがくず付きとは、粋ですね♪
    しかし、高額なんだよね〜f^_^;)
    紅木の香りは、どのような香りです?
    花梨系とか?
    甘い印象?
    明日が、楽しみ♪♪

  2. k より:

    明日の20時〜からとありますが、
    イベント時は、20時も仕事を?
    なんか、野原家総出でバタバタしているのを、
    想像してしまいます^_^

  3. kazu より:

    kさん
    いよいよ明日です♪
    白檀の粉末はお客様のところでご自由にお使いいただけたらと思っています。
    また、紅木ですが、とくに特徴的な香りはないように感じております。
    さて、明日の夜ですが、主な仕事はウェブページの更新となり、メールを含めご注文の対応は翌日の朝からとなります。
    そのため、翌日の朝からが忙しいですw

  4. 匿名 より:

    10000円くらいなのかなあ……

  5. kazu より:

    それくらいです♪

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