洗濯してしまった屋久杉のペンの修理

お客様からの声修理

洗濯してしまってから調子が悪いということで送られてきたのがこちらのペン。

洗濯してしまった屋久杉のペン

ノックしてみると動くんですがどことなくぎこちない感じ…また、木部は我こそなかったのです洗濯してしまったためか油分がなく白っぽい感じでした。

ということでこちらのペンは部品を全て外し、木部内側の漏れでたインクを拭き取り、お客様のご希望により木部を少し磨いてオイルを塗布。
また、水性インクをご希望だったので、旧部品から現行部品へ全交換させていただきました♪
と言うことで組み上がったのがこちら↓

修理後の屋久杉のペン

白っぽくなっていた木部に生気が戻ったような感じになりました♪
ただ、磨き過ぎると金具との段差が出来てしまうため軽く磨くまでにとどめたので、凹みキズや染みこんでしまった汚れを取り切ることは出来ませんでしたが、これはこれで使い込んでいる雰囲気があったいいんじゃないでしょうか(^^)

なお、水没させてしまった後の対処法としては、すぐにインクを取り外し、乾いた布でしっかりと拭いた後に乾燥した布やティッシュにくるんでおくと良いです。

*早く乾かそうとして、ドライヤーを使ったりストーブの近くといった場所に置いて熱を加えたりすると、急激な変化で木部が割れてしまいますので、絶対におこなわないで下さい。

コメント

  1. きりん より:

    屋久杉の修理をお願いしたのは私です。ありがとうございます!生き返ったように見えますね、戻ってくるのを楽しみにしています。

    • kazu より:

      きりんさん
      磨いてオイルを塗布した時の息を吹き返したような色味の変化は気持ちが良かったですよ♪
      これからも永くご愛用頂ければ幸いです。

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