大学時代の恩師で、現在は木工作家として活躍している小松研治氏が2018年に発案、2023年からは当店も協力し、ユニークなシーズニングケースが出来ました。

2024年の12月撮影(最終の量産試作品)
見た目の可愛らしさとは裏腹に、職人技による精巧な内部構造をしており、縦に振ると調味料が出てくるユニークな調味料入れ。
塩や胡椒を出すときは、味をスタンプするように振り、形状が木の実のようなみずみずしさを連想させることから、銘を「AJINOMI(味の実)」と名付けられました。
2022年の暮に小松先生の工房に私が伺った際に当時の作品を見せていただいたのがきっかけ。
轆轤挽き部分で難儀していると伺い、構造を確認したところ、父(現会長)の得意分野だったので制作協力を提案。

試作を作りながら打ち合わせ中の小松先生と父
7度の打ち合わせと試作によるブラッシュアップを行い、2024の末に量産の形が出来上がり、少しずつ販売に向けて進め、やっと当店でも販売できることになりました。
食卓に並ぶアート作品のような調味料入れ。入荷も少なく扱いも特殊なため、店頭での販売となりますが、ご興味がありましたら、店舗へお越しの際に御覧いただければ幸いです。
Drawing by Kenji Komatsu

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