木曽もひと足遅い花見のシーズンということで、おいしいお酒のご紹介♪
この『かちこま』は富山県の高岡市の小さな酒蔵で作っている『勝駒』の初春限定品のしぼりたて生原酒です。
酒好きの方ならばご存じの方もいると思いますが『勝駒』はめちゃくちゃ飲みやすく旨い日本酒で、たった5人の小さな造り酒屋ということもあり出荷量も少なく、幻の酒なんて言われてたりします。
そんな、ただでさえ少ない勝駒の生原酒、高岡の顔なじみの酒屋さんに予約して手に入れたレア物なのですが、なにぶん生酒なので、勿体無いと思いつつ封を切ることにしました。
*ちなみに酒屋さんいわく予約は一人一本のみで店頭にほとんど並ばず、並べてもあっという間になくなってしまうとか…
封を切るとプシュっと空気が抜けるのがいかにも酵母が生きている生酒らしく期待が膨らみます。
味は、米の甘い香りがしっかりしていて、しぼりたてらしくとってもフルーティ~♪
おまけに元来勝駒は非常に飲みやすいお酒となっているので、その原酒も度数の高さを感じさせない絶妙のバランス…
原酒だけに普通のお酒より全体的に濃く重くはありますが、癖もなく抜けもイイスッキリした飲み口で激うま(*´Д`)
ちなみに勝駒の反則的な旨さの片鱗はデータからも垣間見れるんですよ…
酒米『富山県産五百万石100%』使用、精米歩合『60%』
*精米歩合とは酒米の磨き具合で一般的に数字が小さいほどランクが上がるもので、大体の目安は以下のとおりです。
普通酒 – 規程無し(一般に73~75%程度)
本醸造酒 – 70%以下
純米酒 – 70%以下
特別本醸造酒 – 60%以下
特別純米酒 – 60%以下
吟醸酒 – 60%以下
大吟醸酒 – 50%以下
で、くだんの『かちこま』は普通酒なのに驚愕の精米歩合60%…本来吟醸酒のクラスでだしても良いお酒だったりすることがわかります…
これは酒蔵のより良いお酒をつくろうとする、あくなきこだわりの姿勢のためだとのこと…いやはや素晴らしい。
なお、この『かちこま・しぼりたて本生』既に完売してしまっています。どうしてもという方は取扱店に来年のご予約を(^_^;)
富山に行くといつもよらせてもらっているなかやす酒販>>
余談
結局封を切った日は反則的な旨さと飲みやすさについつい飲み過ぎ、一発KO…そうそうにお休みしてしまいましたヽ(´ー`)ノ
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