妻籠宿の火祭り・伝統芸能辺

日常

妻籠火祭りの前回の続き♪
神事が終わったところでメイン会場はふれあい館に移動して伝統芸能…
最初は『木曽踊り』
木曽節に合わせて踊る昔から木曽にある盆踊りでした。
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まずは保存会の方たちで見本を…


それから、会場に来ていた方に簡単なレクチャーをして、踊りたい人たちみんなで♪
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ふれあい館は結構広いほうだと思っていましたが、木曽踊りするならもっと広い所がいいですねw
ちなみに木曽節は三味線の生演奏、生歌で今回は9番まで踊りました♪
余談ですがこの木曽節、とにかく長い歌としても有名で、一説には500番まであるとかないとか…全部踊りきろうと思ったら1日じゃ足りないかもしれません(^_^;)
伝統芸能二番目は南木曽町の無形文化財『さいとろさし』
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これは竿の先につけたトリモチで小鳥を捕らえる仕草を滑稽に芸能化したもので、私もちっちゃい頃運動会で踊りました。
が、その時のいわゆる『踊り』とはあきらかに異なる笑いを誘う面白い『踊り』で、本家である『蘭のさいとろさし』とも違っていて驚きましたが、コミカルな動きが非常に面白く、会場も大盛り上がりでした(^o^)
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伝統芸能三番目は木曽・上松町の伝統芸能、獅子狂言『葛の葉』
内容は、助けられたキツネが恩返しに男のもとを訪れ、ともに暮らすうち子をもうけたが、正体を見られ、泣く泣く夫と子を残して森に帰っていくという物語。
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この狂言の最大の見せ場は、狐がさり際に詩を読むのですが、それを口に咥えた筆で書くところ。
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達筆な字で見事に書き上げていきました!
*余談ですがこの獅子の踊り手、高校時代の同級生でしたw
伝統芸能四番目、最後のとりを飾るのは『陣屋太鼓』
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能などに使われる、般若の面をし、勢い良く太鼓をたたく様はまさに迫力満点!
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全身を響かせる程力強くリズミカルな太鼓の爆音が素晴らしく気持ちよく、その音が響きわたる会場内はなんとも言えない一体感に包まれていました。
もちろん演奏が終わると、拍手喝采で、最後の締めにぴったりの太鼓でした~!!
さて、ここで告知!!
本日ご紹介した、陣屋太鼓・さいとろさし・木曽踊り、は今週と来週の土曜(9月3日、10日)の『伝統芸能の夕べ』にて妻籠宿ふれあい館にて同じように開催します。
*出演者の都合により衣装や曲目に変更がある場合があります。
時間は午後7:30~9:00まで。
妻籠宿にご宿泊の予定の方やお近くの方は是非遊びにおいで下さい!

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