使い手によって変わる木のボールペンの経年変化

木のボールペン

先日の工芸街道祭りでは、山奥にもかかわらず、当店にお越しいただいた皆様ありがとうございました。
その際にお客様がお使いのペンを見せてもらったんですが、丁度同じ樹種(ブライヤーのボールペン)で、二通りの経年変化を見ることが出来たので、ご紹介。
ということでまずは一人目の方…
KN1_5660.jpg
色の薄いのが新品で濃い方が3年もの


KN1_5662.jpg
KN1_5664.jpg
新品と比べると驚くほど色が濃く、真っ黒ですがよく見るとしっかりとブライヤーの木目があっていい感じ♪
持ち主さんは、車の整備工をされていて、毎日油のついた手で使っていたためこうなったのだとか。
そして2本目はこちら↓
KN1_5690.jpg
こちらも3年もののブライヤーのペン
別の持ち主さんが嬉しそうに見せてくれたブライヤーのペンは、飴色でテカテカになっていました♪
最初うるし塗りなのかと思いましたが、特にワックスをするでもなくセーム皮で磨いていたらツヤテカになったそうです。
ブライヤーは、経年変化が元々大きい樹種なんですが、同じ樹種でも持ち主さんの使い方や使用環境の違いがそのまま経年変化に影響が出ておもしろいですね。
これはやっぱり天然素材だからこその醍醐味!
*ブライヤーは、通常販売はしておらず、年数回の変わり杢の特売で販売しています。
残念ながらお二方とも別の時間帯に来店だったため、2本を並べて比較はできませんでしたが、同じ樹種の異なる経年変化が見られたのは嬉しかったです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました