神代栗が地元から出た

木のボールペン木の紹介

4月のことですが、妻籠宿の音吉さんのところへ行った際、土手を崩す工事をしており、その片隅に黒い塊がゴロンと…

長さは1m50cm程度、割れた部分がワニの口に見えます
最初はなんの木か判断がつかなかったのですが、チョット削ってみたら色こそ黒いけど栗のようでした。ということで音吉さんの大将に了解をえてお持ち帰り。
しばらくそのまま土間に置いてあったのですが、暖かくなってきたので5月の末に製材しました。

神代なのでまずは泥を高圧洗浄機で…なんだかワニの水浴びのようです(^_^;)

チェンソーで半分に

断面
1本の木のうち、神代として残ったのは1/3ほどのようです。

製材
小さな材なので、サクサク板にしていきます。

切断面

表面が結構ボコボコしていたので、杢っぽいとは思っていましたが、中々いい感じのウェーブっぽい杢がでました♪
まだ生木のため、ゆっくり養生と乾燥をする必要があり製品になるのはまだまだ先ですが、今から楽しみです。

ちなみにこちらの神代栗、音吉さんの大将の話だと、大将(60代)が若い頃、爺さんがそのまた爺さんに聞いた話として栗の木があったけど土砂崩れで埋まってしまったと言う話を聞いたことがあるらしく、それなんじゃないかとのことでした。
ざっくりですが60x3で180年位埋まっていたことになるのかなと思われます。

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