少し前ですが、楓の瘤材を仕入れました。
楓の瘤材が殆どなかったのもありますが、色々と試したいことがあって仕入れた2枚です。
楓の瘤x2
厚みは3cmとそれほど厚くはないのですが、長短で1mくらいで杢もしっかりと出た中々立派な板です。
仕入元の材木店の方の話だと、長いこと倉庫の奥に眠っていた(少なくとも30年は)材なので保管状態もよく天然乾燥でしっかり養生したすぐ使える材とのこと。
実際板を手にすると、製材後長い年月たっていることが表面の色や風合いで感じ取れる材で干割れも思ったほど少ない良い状態でした。
因みに、表面は経年で飴色になっていましたが一皮剥くと楓らしい白い絹肌が出てきました。
ただ、瘤材として仕入れましたがいわゆる瘤らしいツブツブの杢という感じではなく、どちらかと言うと照りのある杢が複雑に入り組んだものでそこはチョット残念。
友木なのでブックマッチっていうのもあり?
こちらの楓の瘤、実はスタビライズドウッドの実験の過程で相性が良いのが分かってきたため仕入れたという側面もあるので、この材でスタビライズドウッドを作って今後紹介していく予定です♪
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