5年もののマーブルウッドのペン

修理

妻籠宿で買われたお客様から、修理のお問い合わせがありました。
電話にてお話を聞いたところ、部品の交換が必要そうだったため、お送りいただいたのがこのペン↓
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5年もののマーブルウッドのペン
お話の中でかなりいい色になってると言われていたため、修理にやってくるのを楽しみにしていたのですが、あまりに色が違うため、最初に見た時は本当にびっくりしましたw
漆が塗ってあるわけでもなく、本当に使い込んで黒光りする状態になったペンでした…


ここまで使い込んで色が変わっていると、ペンをばらした際にヤスリで磨き直すのは野暮というもので、オイルの塗布のみにとどめ、不具合改善のため金具の交換をし、無事元通りになりました♪
と言うことでいつもの、新品との比較写真↓
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以前半年もののマーブルウッドを紹介したことがありますが、やはり5年ものは格が違いますね!
同じ木とは思えない深い色合いがたまりません。
お客様も調子がよく使いやすいため気に入っていただいているとのこと、部品交換で、あと5年はガンバってもらいたいですね。
ちなみに、今回修理を依頼された方、なんと『日本現像』という、今では珍しくなったカメラのフィルム現像を主にされているところの方でした。
時間があればゆっくり趣味の話をしたい、そんなお客様でした…

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