ブラックウォールナットの瘤の材

日常

ちょっと間があいてしまいましたが、岐阜の銘木市で黒柿と共に購入した、ブラックウォールナットの瘤(バール)のご紹介♪
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直径約60cm、厚みは6cmくらいでしょうか、銘木市の中で一つしかなかったクルミの瘤です。
ところどころ割れが入ってますが(瘤の宿命)かなり面白い杢が出るのは間違いなく、これは楽しみな材ということで、アップでど~ん!


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どうですか~?こんな複雑に入り組んだ杢、そうはないですよ~♪
ということで、落札できたと聞いたときは大変嬉しかったです。ま、まぁお値段もそれなりにしちゃいましたが…
で、当店の工場にて乾いて割れが広がる前の半生の状態のうちに板に挽き割ったのですが、割ってみたところ中が白かったんですよ…表面はまさにブラックウォールナット~って感じの褐色なのに。
それを見て一気にテンションが下がってしまったのは言うまでもなく、親父にいたってはウォールナットじゃないんじゃないか?と言い出す始末…
木の感じは間違いなくウォールナットで、なにより独特の匂いもしっかり出ていたため、日本のオニグルミかも(オニグルミは少し白い)なんて私は思ったのですが、試しに挽いた板に鉋をかけてみたところ、見事にブラックウォールナットの色が出てきました、まだかなり湿っていて濡れ色でしたが間違いないです。
なぜに現状で白いのかいまいちよくわかっていないのですが、空気に触れさせ時間をかけてじっくりと乾かす過程で、この材の本来の色が出てくるんだと思います。
この材もまだまだ生の状態で、使えるのは来年いこうとなりますが滅多に無いブラックウォールナットの瘤お楽しみに!!

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