つばめが沢山の妻籠宿

日常

花も一段落の妻籠宿、梅が咲く頃にはやってきて、にぎやかに鳴いていた『ツバメ』達がいよいよ巣作りを始めました。
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宿場町内を飛び回るつばめ
最近ツバメを見ることが減った…なんていうのがニュースになっていましたが、妻籠宿はいつものようにたくさんのツバメが飛び交い、巣作りをしています。


ツバメはそれぞれに、巣のつくれそうな場所を見つけると一日中、枯れ草と泥をせっせと運んできてはくっつけるを繰り返します。
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泥と枯草を唾液で巣を製作中
ツバメにも好みがあるようで、それぞれ思いおもいの場所に巣を作るのですが、以前、ふれあい館の中の梁の上に巣を作ってしまったことがありました。
(さすがにお客さんが座ったり寝そべる上に巣があるのでは大変なので、取ってしまいましたが、卵を生む前で良かったです)
ちなみに、つばめは人通りの多い町中で、特に人の出入りの多い家の軒下に巣を作る習性があるのですが、これは、人の多い場所はカラスやその他の天敵が近寄らないためだそうです。
また、そういったツバメの習性を昔の人は『ツバメが巣を作る家は、人が多く賑やかなため、繁盛する』ということで縁起がいいので大事にしたとも言われています。
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卵を抱いているツバメ
さてさて、これからヒナが生まれると、いよいよツバメ達は賑やかになり、餌探しにそれこそ道行く人をぬうように飛び交うようになります…

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