近所から出てきた神代ナラのペン

木のボールペン木の紹介

以前ブログでも紹介していた近所の道路工事の際に出てきた、神代ナラ。
KN0_4358.jpg
出土した時の神代ナラ
当店が頂いたのは、普通は使い道がないよう木端でしたが、ペンを作るなら大丈夫だろうということで、製材したのが2011年の10月。
ざっくり1年半程乾燥と養生にかけたのち、やっと使えそうな状態になったのでペンを試しに作って見ました…


KN1_3087.jpg
神代ナラのペン(奥は通常のナラ)
KN1_3084.jpg
通常のナラと神代を比較
通常のナラと比較すると一目瞭然ですが、神代らしい枯れ色の渋〜いのができました♪
ただ、神代は土中に埋もれて数百年と眠っていた木のことを言うのですが、オヤジ曰く、この色味や状態を見るからに、まだ100年くらいしか埋まってない若い神代みたいです。
(100年でもまだ若いって表現がなんとも木らしいですが…)
以前これとは別の神代ナラを知人に見せてもらったことあるのですが、その神代ナラはもっと色が黒く石みたいな感じでした。
立っている木でもそれぞれ個性があるのに、神代のような埋れ木だと、その場所の地質、眠っていた年月なんかも影響し、面白いですね!
なお、こちらのペン、まだ試作段階なので販売はもうちょっとだけお待ちください。
KN1_3083.jpg
Photoshopでチョットいじってより渋くしてみた
余談:いつもペンを撮っている場所は当店の店先(屋外)に置いてあるナラの大きな切り株で、屋外で風化して表面は神代みたいな色になっているため、ペンを撮るのにちょうどいいんですが、さすがに同種の神代となるとほとんど色みが一緒で保護色になっちゃいました…

コメント

タイトルとURLをコピーしました