2024・4月の銘木市

木の紹介

今月は雨の中、岐阜の銘木市場へ行ってきました。
って『木まみれ女子ブログ』でもう紹介されていますが…

雨がしっかり降っていたのであまり原木は見られませんでしたが、黒柿の原木が結構な数出ていました。

倉庫内でひときわ目を引いたのは、栃杢の大盤。一本丸々縮杢が出た栃で板挽された材がズラッと並べられていました。大きさもさることながら、全面杢で思わず手を合わせてしまう、そんな板でした。
こういった材は細かくするのはもったいないので、大きいまま使うべきですね。
テーブルにしたらしたで、なんだか落ち着かない気もしないでもないですが…

倉庫内にも黒柿が多数並べられており、面白いけど何に使うんだ?という材からこれはという材まで見ていて面白いコーナーが出来上がっていました。
ただ、当店は年末に黒柿の原木を 怒られながら 仕入れているので見送り。


今回は珍しく色々な種類の神代が出ていました。特に神代ナラ(生材)は色が濃くとても目を引きました。
当店にもいくらか神代ナラはありますが、これだけ濃い色の板は中々見かけないのでなんとか仕入れることにしました。
なお神代自体割れが入りやすく特にナラはバリバリになるので、早めに細かくする予定。

という事で、今回の目玉はこんな感じでした。冬から春にかけては比較的良材の出品が多い(冬の間に伐採することが多いため)のですが、それ以上に今回はクセの強い材が多く、楽しい市場でした♪

なお、神代ナラの他にもいくつか仕入れたので、また改めて紹介したいと思います!

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