使い込んだケヤキのペンの部品交換

修理木のボールペン

年末ということもあるのか、金具の塗装が剥げてきたための部品交換のお問い合せが多いのですが、今回はそんな中から、中々の使い込みっぷりの木のペンが帰って来たのでご紹介。

某家具メーカーさんへお勤めというお客様のケヤキのペンで、ほぼ毎日仕事で愛用いただいていたそうで木部の色がかなり濃く、そして金具、特にクリップは塗装が剥げてしまっています。
(何年使用したかは不明)

これだけ使ってもらえれば本望。ただ、こちらのお客様、塗装が剥げてしまったからではなく、クリップ部分が開いてしまったための部品交換…
これではポケットに引っ掛けられないですね…

にしても、見れば見るほど使い込んで塗装が剥げてサビまで浮いたクリップの渋いこと…これはこれでアンティークな感じでイイですね〜♪
と、そんな感じでいつものごとくニヤニヤしながら眺めた後に、すべての部品を取り外し、新しい金具に組換!

お客様のご希望にて、銀から金の金具に変更。
木部も当店で軽く汚れを落として、オイルを塗布したため、木の色味が少し戻りましたね。
にしても、同じケヤキのペンでも使われる環境の違いでやっぱり色の変化に差がありますね。

ということで、この先もお仕事にて永くご愛用いただけたらなぁと思います。

*部品交換はお客様から当店への送料+修理基本料1100円+部品代2650円にて対応させていただています。
(お振込にて送料サービス)

コメント

  1. 山本 香 より:

    この方は何年使われていたのですか?

    • kazu より:

      山本さん
      ちょっとわからないですが結構ハードに使われていたようなので、見た目ほど年数は経ってなかったと思われます。

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