梅と樫のペンの修理

今回の修理は梅と樫のペンの修理。

修理内容としては落下によるペン先潰れによる動作不良の改善でした。

修理後の先端金具

金具が摩耗していましたが交換せず修理がご希望だったので、いつものように千枚通しで先端の穴をグリグリと広げて完了。

経年変化もさることながら金具もなかなかの摩耗っぷりで味が出ています。
と、梅の方はよく見ると補修済みの割れがあり、なんだか見覚えがあるなぁと思ったら2年前に車に轢かれてしまって修理に帰って来ていた梅でした！

以前同じペンをブログで紹介していたこともあり、画像を見比べると木部の変化に驚かされます。

持ち主の方は車関係のお仕事とのこと、商談の際に車に轢かれたことをネタにお話が盛り上がったりしているのかもしれません。
無事修理も完了したので、これからもお仕事でガシガシ使っていただければ幸いです。