2020・9月の銘木市

木の紹介

9月の銘木市へ行ってきました。
来月が大きい市ということもあり全体的に出品数少なめでしたが、面白いものもいくらかは…

入り口でお出迎えは栃の瘤付きの原木
中々の大きさに表面のボコボコとした表情がなんとも♪
同じ材ではありませんが板挽したものも出品されていました↓

材の外側の瘤の中はかなり細かい杢が出ていました。写真では分かりづらいですが、栃らしく角度によって表情がキラキラするのがたまりません。

キラキラといえば欅の縮杢もありました↓

板目面に出ているので、縮杢より波杢に近い感じです。
綺麗だったんですが、杢が出ているのは表面の白太部分で中の赤太部分には殆ど杢が出ていなかったんですよね。欅自体固くて丈夫なので中々奥の方まで縮み杢は出にくいようです。

欅の玉杢のアップ
文句のつけようがない極上の欅の大判で細かい玉杢がキレイに出ていましたが、厚みも幅もあり、当店では扱いきれない材でした。
基本的に大きな材は、大きいまま使って上げた方が良いと考えています。

クラロウォルナットの大判
毎月見かけるようになったクラロウォルナット(もしかしたらバストゥーンウォルナットかもしれないけど)
相変わらず表情豊かで、場所によって全く違う木が出ているのが面白いですね。

銀杏の瘤
癖のある匂いとカエルの卵のような中々キモい瘤模様が特徴的な銀杏の瘤。
小ぶりなものはあまり見かけないので面白いなと思いましたが、基本的に瘤の粒に小割れが多くそのままは使えないかなと。

今月の市は、来月に一年で一番大きい市(全国優良銘木展示即売会)が控えていることもあり、かなり少なめの出店でしが、それでも色々な材を見るのはやっぱり楽しく、眼福でした♪

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