チューリップウッドが入荷

先日の銘木市の落札分はまだ届いていませんが、別件で楽器系の材に強いサプライヤーさんから久しぶりにチューリップウッドが入りました。

いい感じに赤く木目も詰まっています。

海外の家具屋さんで数十年眠っていたとのことで表面が焼けて白くなっていましたが、細い方を挽き割ってみたところ、バッチリきれいな赤い木目が出ました。

前回チューリップウッドの原木を仕入れたのが8年前なので、久しぶりの大物です。
まぁその時のものが実はまだ1本分残してあったりするのですが、なんせ貴重な材なので迷わず仕入れさせてもらいました。
今すぐは無理でもいつかチューリップ祭りとかしてみたいですね。

チューリップウッドについて

ローズウッドの仲間。
ブラジル産でベルサイユ宮殿などの家具調度品に使われており、ヨーロッパでは『木の宝石』とまで言われていた木材。
特徴的な赤い木目があり、家具装飾用に用いられることが多く、強度もあるが、あまり大径木にならない。
乱獲によって数が減りブラジル政府によって伐採等が規制されており、近年レッドリストにも登録され輸出入が厳しく管理されている、入手困難な超高級材。