2021・1月の銘木市

木の紹介

大雪が一段落したタイミングで、1月の銘木市場へ。
入り口には大きなケヤキの原木が福袋付きで並んでいました。

原木の反対側から。
なんだかんだ色々と材は出ていましたが、いつもに比べてちょっとさみしい感じ。

ゼブラウッドの大判
縞模様が特徴的で面白いゼブラウッドですが、杢自体が荒いのである程度大きくないとこの模様が楽しめないのが残念。

パドーク(紅紫檀)
あまり市場で見かけないのパドークを発見。というか落ち着いた色味の材が並ぶ中、一際鮮やかな赤色が眩しく目立ちまくってました。
ちなみに右手前に写っているのは緑檀(パロサント)

ジリコテ(シャム柿)
南米産の黒柿に似た材…と言ってもカキノキ科ではないし、硬め。
木口も黒柿っぽくて上から3番めなんて孔雀っぽいのが出るかもw
好きな人は好きですし、当店にもいくらかありますが、結局黒柿と比較されてしまい出番の少ない材。

この他にも立派なケヤキや綺麗なトチなどありましたが、今回は特に仕入れるものがありませんでした。

ということで、今回はもう一箇所の市場へはしごです♪

黒柿の原木
結構良さげ黒柿が出ているということでこちらの市まで来たのですが。当たりでした♪
ちなみに、これ全部一本の木だったものを1mくらいの間隔に刻まれていたため、多分柿農家で切っていたのを材木屋差さんがピックアップしてきたんじゃないかって話です。

山桜の大判(幅1m以上)
桜は通常ではこの大きさになってくると芯が朽ちてなくなってしまうそうですが、これはしっかり芯が残っており、非常に珍しいんだとか。

インドローズウッドの輪切りの切れっ端
直径1m以上の輪切りの切れっ端で、普通は捨てるとこですが、近年のレジンテーブルには使えるということで出品されているのだとか。
結構昔のもので、今この太さの原木を見ることはないのである意味貴重…

ポプラの瘤の原木
原木が数本出ていましたが、どれもかなり大きかったです。最近のリバーテーブル用に人気があるようなので競りも白熱したのかな?

そういえば、昨年当店でもポプラの瘤を仕入れていたのですが、まだ紹介してなかったので、次回のブログで紹介したいと思います。

ということで、今回は二箇所の市場をはしごしてきました。市場によって特色も違うので、あちこち見に行くのは楽しいですね。

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