ロンガンを挽いてみた

木のボールペン木の紹介

昨年末に紹介したロンガン(ドラゴン/竜眼/リュウガン)をペンに挽いてみました。
*ドラゴンだと紛らわしいので原産国の呼び名のロンガンと呼ぶことにしました。

挽く前の角材(割れあり)
本の材が表面バリバリに割れていたので、除けながら切り出しましたが、あまりに使えない部分が多かったので、試しに割れが薄いところも挽いてみることにしました。
まぁ結果は惨敗だったので、写真もありませんが…

気を取り直して、割れのない部材から切り出して挽いた状態↓

ロンガンを挽いて仕上げたところ
木目は薄く比較的緻密だったので光沢が出る感じ。杢っけのある材だったこともあり照りもありました。
挽いた感じ、少し逆目が出やすいですが、切削性はそこまで悪くありませんでした。ただ、予想通り粘りはあまりなさそうです。
加工した感じも仕上がりの色味も『ナツメ』に似ており、ちょうど隣で挽いていたナツメに混ぜたらほぼわからなくなったので、混ぜるな危険状態でした。

とはいえ、ナツメに比べると導管が太く、しかもなにか詰まっているのか、場所によってはライトに反射して少しキラキラしていました。 (写真だと伝わらない)

組み上げた状態
緻密な肌で艶があり、杢っけもあるので照りのある仕上がりがいい感じ。

元の材がアレだったので、歩留まりがとても悪く、割れの心配もあるため、ちゃんと説明できる本店でのみ取り扱いとします。
ご興味があったら来店時にお声がけください。

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