2020・11月の銘木市

木のボールペン木の紹介

11月の銘木市へ行ってきました。
先月の市が大きかったのと、見に行くのがだいぶ早かったため少し少なめでしたが、それでも目を引くものが色々とありました♪

栃の木板
いい場所で日光浴してました。

栃の瘤付き大判
全長5mはあったかな。大きく幅がある材の存在感はいつ見てもたまりません。

桜の杢板
縮み杢が出た桜材。外側に強く出ており中心の方はほとんどない感じでしたが、磨いたら綺麗な表情が出そうな感じでした。

サペリの泡杢
綺麗な杢の出ている大判がありました。当店にもサペリがありますが、赤茶色の肌目に泡杢がキラキラしていて綺麗です。

モビンギ杢板
遠目に黄色がかった栃かと思いましたが、近くで見たら外材っぽい感じ。見慣れない材で調べてみたらモビンギというアフリカ産の樹種でした。
きれいでしたが、当店で使うにはちょっと大味な杢。

棕櫚(シュロ)
見慣れない材2本目、表面見た限りヤシの木系(ビンロウジュとか)とは思いましたが、名前がわからなかったので、市場の方に聞いたところ、棕櫚(シュロ)と言うヤシの木の仲間だそうです。
用途はお寺の梵鐘の撞木とのこと。用途が非常に限られていますが、大事な文化を守る材でした。

屋久杉
世界遺産条約記念の札付きの屋久杉の大判。
札付きだけあって、近年出てくる材とは比較にならない綺麗な状態でした。

ブビンガの杢板
サペリに比べると少し大味ですが、充分綺麗な泡杢のブビンガ。
ちょっとしたカウンターとか、そういった場所に使うのがいいのかな…

黒柿の原木
一本だけ転がっていたのですが、切り口を見た感じでは中々いい感じの杢が出てました。
非常に迷いましたが、もっと細かいのが良いんじゃないかということで今回はスルー。

この他にも瘤や杢物がいくつかあり、なんだかんだ色々と見るものがありました。
やっぱり毎回見に来なきゃなと感じた一日。
眼福x2♪

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