立木染めの木材

木のボールペン木の紹介

和歌山で立木染めをした材でアクセサリー等を作成販売している『立木染め虹の木工房』さんからペンの作製依頼がありお預かりした材がこんな感じ…

立木染めのペン用材(上段と下段の両端は複数の材の組み合わせ)

木とは思えないカラフルな色合いに目を奪われがちですが、この模様ちゃんと木目にそって色が入っているんです。
これは材の表面に色を塗っているのとは異なり、自然の生きている木に1ヶ月程かけて染料を注ぎ、木が水分を引き上げる蒸散作用を利用して、木を染める立木染め独特の技法のためです。

アップで見ると木目(導管)が染料によって着色されているのがよくわかりますね。

複数の材を張り合わせたもの
樹種は、ブナ、カエデ、ナラ等…
(染められているため樹種が間違っている場合もあります)

立木染めの工房さんのお話ですと、表面を塗装するのと異なり、木を中から染める技法のため、染めた木を切り倒して初めて状態を確認するそうで、1ヶ月かけて染めた材を切り倒すときは上手く染まっていることを神頼みしながらの伐採なんだとかw

実は立木染め工房さんからの製作依頼は今回が初めてではないのですが、手元に完成品がないので、後日ペンが出来たらご紹介させていただこうかと思います♪

ちなみに、虹の木工房さんの方では完成品のペンも紹介していますので、ご興味がありましたら下記リンク先へアクセスしてみてください↓

立木染め 虹の木工房

 

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