乾いて干割れが出てくる前にクラロウォルナットの瘤を製材。
もちろん塊のまま割れないように乾かす方法もあありますが、当店の場合ある程度小さくしても問題ないので、先に製材です。
昭和40年代から使っている、いつもの製材機で木目を見ながら割っていきます。
ほぼ生の材で、割った直後は辺材が茶色く、芯材が黄色がかっていますが、乾くと辺材が薄くなり、芯材が黒褐色になります。
製材後は、干割れの起きやすいクラスター部分(瘤杢部分)のみ、アク抜きを兼ね水中乾燥を行っていきます。
ちなみに、切りっぱなしで放置すると上の画像のようにバキバキになります。
まぁこの状態でも面白いので色々と工夫すれば使えないことはないのですが…
クラロウォルナットは濡れ色にした瞬間化けるので、打ち水して撮影。
使えるのは数年先ですが、今から楽しみです。
おまけ
製材時の切れっ端がお面のようになったので、店舗にしばらくおいておきます。
記念撮影したい方(がいるのかどうかわかりませんが)は来店時にスタッフにお声がけください。
*販売はいたしません。
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